楽しく稼働する事とモチベーションの重要性 【好きこそものの上手なれ】

パチンコやスロットで勝つ事に執着するあまり「楽しさなんて二の次」「稼げれば何でもよい」なんて発想に陥ってしまう人も中にはいます。

場合によっては「遊び打ち」を抑止する目的で自分自身に対して暗示をかけるようなケースもありますね。

そうする事で上手くいくのであればそれもまた良しでしょうが、基本的にはお勧めしません。

今回は「楽しく稼働する事の重要性」を説明して行きます。

プロは楽しんでいない?

パチンコやスロットで生計を立てている人をパチプロ・スロプロと呼んだりもしますが、彼らは生活の為に好きでもないパチンコやスロットを打っている…そう思っている人も少なからずいるようです。

これに関しては人それぞれ千差万別な価値観がありますから、実際にパチンコやスロットに対して全く愛着はなく、ただの金儲けの手段として捉えているという人もいる事でしょう。

しかし実際の所はそういったプロの方が少数派で、多くのプロは少なからずパチンコやスロットに思い入れや愛着、ゲームとしての楽しみを見出しながら日々稼働に勤しんでいるものです。

なぜそういえるか、それは単純に「嫌な事を続けるのは長続きしないから」です。

往々にして、単純に金儲けのためにパチンコやスロットを打つというタイプのプロは、数年で違った生き方を選択する事になります。

もちろんそれには社会的な側面や稼ぎ効率の問題など、様々な理由が絡んできますが、実は最も大きいのは「好きでもない事を続けるのは大きなストレスとなる」という、よりシンプルな理由によるところだと思います。

たとえばこれが会社組織に所属しているような状況であれば、ある種「否応なく」業務に従事させられるような状況も成立するものですが、パチプロ・スロプロというのは完全に自らの意思で稼働する事を選択します。

そういった状況で、その稼ぐ手段に対して「稼げる」という理由以外のプラスアルファがあるか否かは、稼働のモチベーションを保つ上で雲泥の差を生みます。

そう、つまりはモチベーションこそが何よりも重要なのです。

より楽に稼げた頃ならいざしらず、今時パチプロやスロプロといった生き方を実行できている人にはそれ相応のモチベーションが備わっているものです。

逆に言えば、スキルとしては十分に稼げるものを持っていたとしても、気持ちが持たなくなってしまってはどうにもなりません。

パチンコやスロットに限らず、賃労働のような契約ではなく、本当の意味で「自分で稼ぐ」という事をやろうと思ったら、何よりも重要なのはモチベーション、これに尽きます。

好きこそものの上手なれ=モチベーションが何より大事

「好きこそものの上手なれ」

何事においても、熱中できる事は自然と身についていきますし、その為の労力が苦になりません。

対して何かしらの利益の為に身に付けなければいけないスキルなどは、それ自体に関心があるわけではなくその先にある利益に関心があるだけなので、ついついそのスキル習得に対して億劫になってしまいがちですよね。

それはパチンコやスロットで勝つという事に関しても同様に言えます。

パチンコやスロット自体を楽しめているのであれば、その為の労力は苦にならない(少なくとも楽しめている分だけ割り引いて考えられる)のに対して、その先にある金銭的な利益にしか興味がないと、その手前にあるパチンコやスロットに対して愛着が持てず、結果稼働自体がストレスの根源のような存在と化して行きます。

なにもこれはプロに限った話ではありません。

ちょっと小遣いを増やしたいといった意図を持って打つパチンカーやスロッターにしろ、「小遣いアップ」だけに目が行ってしまうと、結果的に稼働に対するモチベーションを保てなくなります。

それがパチンコやスロットの遊戯自体を楽しめていたとしたら、「楽しんだ上にお金も増える」という一石二鳥な状況が出来上がります。

稼働に対するスタンスの違い、稼ぐ金額の目標値の違いなどはあれど、目指すべき先は「楽しんで稼げる」という境地である点では、プロも(しっかりと勝ち方を実践している)一般の打ち手も変わりません。

プラス収支を積み上げるゲームとして楽しむ

ここで語弊の無いように付け加えておきたいのは、「勝っても負けてもその台を打つのが好き」という事を「楽しむ」と言っているわけではないという点です。

正確には、そういった願望も「パチンコ・スロットを楽しむ」スタイルの一つではありますが、それだけが楽しみ方ではないという事です。

パチンコやスロットでよりプラス収支に拘った稼働をしている人に対して「結局は金か」といった意見を目にする事があります。

しかしそれはおかしな話だと思いませんか?

なぜならパチンコにしろスロットにしろ、多くの人は勝ちたいと思っているでしょうし、勝ちを目指して各々の考えによって(中にはオカルト方向の思考も含めて)立ち回っている事と思います。

なのにプラス収支に拘った立ち回りをしている人は「金が欲しいだけでパチンコ・スロットを楽しんでいない」というのは、訳が分かりませんね。

サッカー選手が「自分はボールを蹴飛ばしているのが好きだから、試合に勝っても負けても全然関係ないんだよ」なんて言ってたらどうでしょう?「それこそがサッカーの楽しみ方だ!」…とはなりませんよね?

パチンコやスロットを「プラス収支を目指すゲーム」だとするならば、むしろプロを始めとしたシビアに立ち回っている人達こそが本当の意味で「パチンコ・スロットを楽しんでいる人達」だと言うべきではないでしょうか。

こんな話をより一般的なパチンコ・スロットファンの集いでしてみても、中々共感を得られないどころか空気を悪くしてしまう恐れもありますが、当サイトを訪れてくれている方々なら共感して頂けるのではないでしょうか。

より勝ちに拘る、プラス収支に拘る稼働こそパチンコ・スロットの最も濃密な楽しみ方だと心底思っています。

そしてそこを前提とした上で、少し緩めたスタンスでの稼働というのもオツなものです。