パチンコやスロットで勝てるようになると、モチベーションの高さから稼働意欲が旺盛になりやすい傾向があります。
ある程度パチンコやスロットでの勝ち方を理解、実践した人なら分かると思いますが、最終的にはモチベーションこそが重要となってきます。
そのモチベーションが高い状態というのは、パチンコやスロットで勝ち続ける意味では非常に良い精神状態だと言えます。
しかしそこには少々落とし穴もある…というのが今回のお話です。
ホールで嫌われないようにする事
あなたが良く通っているホールがあったとして、あなたはそのホールで好かれていますか?それとも嫌われていますか?
「自分は好かれている」と思える人はあまりいないかも知れませんが、逆に「嫌われている」と感じる事はあるかも知れませんね。
そもそもホールに好かれるとか嫌われるとかいった事は具体的に「誰に」好かれたり嫌われたりする事なんでしょうか?
それは大きく分けて4つの層が存在します。
- 常連
- 店員
- 店長
- プロ
これらの各カテゴリーに属する人々から嫌われるか好かれるか、それは非常に大きな意味を持ってきます。
常連客
この場合の常連客というのは基本的には比較的年齢層の高い、ホールに滞在している時間の長いタイプのお客さんの事です。
こういった人々に嫌われると、場合によっては店側に苦情を入れられる可能性が出てきます。
殊更仲良くする必要はありませんが、多少なりとも気を使いつつ、出来れば軽く挨拶程度は出来る関係性を持っておくと良いかも知れません。
店員
店員さんに嫌われるというのは、ホール内での動きやすさをダイレクトに制限する事になります。
友好な関係を築けてさえいれば問題にならなかったようなケースでも、関係が悪い場合は思わぬ落とし穴を生む可能性も高まります。
特にハイエナ稼働をメインにする方は、店員さんに嫌われない事を強く意識するべきだと思います。
その点に問題があると、何かしらの理由付けでホール側から何かしらのアクションを仕掛けられる可能性も無いとは言えないでしょう(つまりは出入り禁止など)。
店長
店長さんがホールに出て来るか否かは店によって違うと思いますが、要するにホール全体を統括する立場の人にとって邪魔な客だと認識されない事が重要だという事です。
ハイエナ稼働はもちろん、設定狙いにおいてもあまりにも毎度毎度良い台を掴んでいたら目を付けられる可能性もあるでしょう。
目を付けられると言っても、一般的に設定狙い稼働をしている事で出入り禁止になる事はありません(よほど悪い態度をとった場合は除く)。
出入り禁止のリスクが上がるのではなく、高設定を掴みづらくなるという事ですね。
設定投入傾向が変更されたり、今までは設定6を使っていたのにあえて1ランク下げた設定しか使ってくれなくなるなど。
プロ
最後にプロ、というか勝つ立ち回りを実践する上で利害がかちあう相手、言うなればライバルですね。
こういった相手に関しては、あくまでも一般常識の範囲内で礼儀正しく接していれば、それで十分だと思われます。
ことさら仲良くする必要はなく、もし向こうから接触してきた場合には、それなりに友好的な関係を築くのが良いでしょう。
しかしその場合、向こうもある程度の思惑(情報共有など)を持って接してくることが多いので、その点が邪魔に感じられるのであれば一定の距離を置いて接するのが良いでしょう。
ガツガツする事のメリット・デメリット
高いモチベーションによりガツガツ立ち回れる状況の場合、そこにはメリットもあればデメリットもあります。
ガツガツと攻められる事で得られる期待値というものはありますし、仮に時給換算的な視点では比較的安い稼働となってしまったとしても、それを補うぐらいの徹底した稼働量をこなせば、確りとしたプラス収支を積み上げる事が可能となるでしょう。
しかし一方で、あまりにもガツガツと攻めすぎると、仮に良い状況があったとしても枯れる事を早めてしまう危険性は常に意識するべきです。
例えばあなたが高設定を多く使っているのに稼働が悪い、そんな穴場的なホールを発見したとします。
そんなホールであなたがガツガツと立ち回り、ガッチリと勝利を獲得し続けたとしたら、そのホールはあなたが簡単に高設定を奪取できないように対策を取る可能性があります。
さらにはそのガツガツ具合が他のお客さんを刺激して、いつの間にかライバル不在の状況からライバルだらけの状況へと変化してしまう事も大いに危惧するべきです。
どちらのスタンスがより利益が多くなるかは難しい所ですが、ガツガツ具合が強ければ強いほど穴場が穴場ではなくなる可能性を自ら引き上げてる事になる点は理解しておきましょう。
上手い打ち手ほどホールに溶け込むのが上手い
上手いプロというのは得てして、そのホールに溶け込むのが上手なものです。
それは決して積極的にコミュニケーションをとるべきだといった話ではなく、正に「普通のお客さん」としてホールに溶け込みつつ、それでいて確りとプラス収支は積み重ねる…これが「上手いプロ」で有る事は間違いありません。
勝ち方入門講座でも書きましたが、ユーザーの中でプラス収支を刻み続けていられるのは全体の1割~2割程度です。
その他多くのユーザーはマイナス収支になるのが当たり前という世界です(もちろん短期的にはプラス収支になることも有りますが)。
ホールで長く勝ち続けたいのであれば、ホール内での「他人の視線」というものを常に意識するように心がけるべきでしょう。