狙うべきは『メイン機種』

パチンコの良釘(高回転率)狙いや設定付きパチンコの高設定狙い、スロットの高設定狙いをする上で、まず間違いなく重要となる基本的な狙い目があります。

それは、「ホールのメイン機種」を狙う立ち回りです。

今回はどうしてメイン機種を狙うべきなのかについて説明します。

メイン機種とは?

ホールには様々な機種が存在しており、その設置台数も様々です。

パチンコにしろスロットにしろ、ユーザーの趣向は人それぞれ異なりますし、日によって気分によって打ちたい台も変わって来るでしょうから、様々な台が設置されているのは当然と言えば当然でしょう。

しかしそんな中でも、一際多い台数が設置されている機種がどのホールにも存在していると思います。

パチンコで言えば海物語シリーズが代表格ですし、スロットで言えばジャグラーシリーズやハナハナシリーズなどの名前が挙がるのではないでしょうか。

そういった設置台数が多い機種は一般的に「メイン機種」と呼ばれています。

メイン機種を狙うべき理由

ホールに設置されている数多ある機種の中からなぜメイン機種を狙うべきなのかと言えば、ホールが回転率や設定的に力を入れやすいからです。

メイン機種と目されるような台数を抱えている機種には当然の事ながらホールの稼働を引っ張って貰わなければ困ります。

裏を返せば、それだけの稼働を見込めると踏んでいるからこそ他の機種に比べて多くの台数を設置しているのです。

メイン機種とはつまり、一定以上に稼働してもらわなければ困る機種であるとも言えます。

そんなメイン機種をその他多くの機種と比べて優遇しない理由はどこにもありませんよね。

ごく普通に考えて見ても、メイン機種を冷遇して小台数設置機種を優遇する意味もありません。

ですから一般的に考えて、パチンコの良釘(高回転率)狙いや高設定狙い、そしてスロットの高設定狙いをするのであれば、それは当然「メイン機種」を狙うべきだと言う事になります。

ホール側の稼働を付けたい意図を察する

ホールがなぜ良釘(高回転率)の台や高設定の台を用意するのかと言えば、その機種を稼働させたいからに他なりません。

出玉を見せる事(高設定の投入を可視化する事)によってその機種に対する期待感を維持し、稼働を底支えしたいからこそ良い状況をユーザーに提供しているのです。

メイン機種を狙うべき理由はまさにここにあり、ホールが回転率を良くしたり高設定を投入したりする動機が十分に整っているのがメイン機種なのです。

一番美味しいのはメイン機種を育てている段階

メイン機種が狙い目である事をここまで説明してきましたが、実は本当の意味狙うべき状況とは、「これからその機種をメイン機種として育てて行きたい」という段階です。

すでにメイン機種の座を射止めている機種の場合、そこを手厚くするのは稼働の維持を目的としたものです。

それに対してこれからメイン機種へ育成して行こうとしている段階というのは、より手厚い優遇措置を布いている可能性が高いと言えます。

すでにメイン機種として認識されている機種に対するケアが「あまり負け過ぎないように」といった点に主眼を置きがちであるのに対して、これからメイン機種へ育てて行こうとしている機種に関しては分かりやすい出玉を見せたいという思惑がホール側に存在しています。

つまり、より良釘(高回転率)であったり高設定であったりを多用する動機がそこには存在しているのです。

そういった状況にある機種を見つけ出し、ホール側が見せる「育てたい感」を敏感に察知して甘い蜜を吸えるかどうか、そこが重要となってきます。

ホール側からのメッセージに敏感であれ

広告規制が厳しい現状でも、ホールは色々な方法でユーザーに対してメッセージを送っています。

といっても別にラインがどうとかブログがどうとか言った話ではなく、ホール内で感じ取れる「変化」からそういった意図を十分に察する事は可能です。

台の設置場所に注目

多くのホールは台の置き場所に一定のランク付けをしています。

メイン機種はここ、準メイン機種はここ、重要度の低い台はここ、撤去対象はここ…といったように、ホールによってはかなり細かく決められている場合もあります。

そんな中で、これまで違う場所に設置されていた機種がメイン機種相当の場所へ配置変更されたとしたら…期待出来そうですよね?

あるいは今までメイン機種の位置にあった機種が稼働が悪く減台されて目立ちづらい位置へ移動したとしたら…色々と察してしまいますよね。

台の位置にはホール側の意図が色濃く反映されやすいので、注意深く見ておく事をオススメします。

増台or減台

メイン機種のメインたる最も重要な所以はその設置台数にあります。

極端な話、ホールは大人気機種だけで運用できるならそうしたいと思っているでしょう。

しかし余程の人気機種であっても適正台数を大幅に上回る台数を設置してしまっては、むしろ稼働を激減させる事態を招くリスクもあります。

故にホールは様々な機種を適正な台数だけ設置する事で全体的な稼働を維持しようとするわけです。

ですから設置台数がその機種のそのホールにおける存在感をダイレクトに表していると見て間違いないでしょう(一部台の供給が不足していて増台したくても出来ない状況もありますが)。

ですから当然、増やした台はホール的に有望な機種という認識があるでしょうし、逆に減らした台は設置した段階での期待感には届かない結果となったと判断された可能性が高いでしょう。

こういった増台や減台もホール側からユーザーへのメッセージだと言えます。

今回のまとめ

  • メイン機種とは他の機種と比べて多くの台数が設置されている機種の事
  • メイン機種はホール側が優遇する理由があるので狙い目
  • すでにメイン機種となっている機種は稼働維持のために他機種と比べて優遇される
  • これからメイン機種へ育てたい機種はすでにメイン機種となっている機種よりも更に優遇されやすい
  • 設置場所の変化や台数の変化によるホール側からのメッセージを見逃さないように

良釘狙いや高設定狙いをする上で、ついつい逆張りというか他人が狙わないような所を狙いたくなる衝動に駆られる人も中にはいるのではないでしょうか。

しかし実際の所は、より王道な狙い目というのがホール側からしても良い状況を作る理由が明確に存在している点で言って理に適っています。

もちろんすべてのケースでそう言えるわけではないですが、良釘狙いや高設定狙いをする際は、「とりあえずメイン機種」という意識を持つことが、結局のところ勝利への近道である場合がほとんどです。

「裏をかくよりメイン機種」という意識を忘れないようにしてください。